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試合
Soccer Addicted Journal

グレナルの退場者は1試合平均0.65人:通常の試合は0.26人

グレミオとインテルナシオナルが対戦するグレナル。2013〜2026年シーズンの平均では、ブラジル全国選手権の通常の試合より退場者が多いが、大半のグレナルでは誰も退場していない。

木のテーブルの端に置かれた無地のレッドカードと、そのすぐ奥にある金属のストロー付きのマテ茶の器。夕方の暖かい光。
AI生成画像 · Soccer Addicted

グレナルとは、ポルト・アレグレを本拠地とする2つのクラブ、グレミオとインテルナシオナルが対戦するダービーのことである。ブラジルの全国リーグ戦、ブラジル全国選手権(ブラジレイロン)の2013〜2026年シーズンに行われたグレナルを数えると、退場者は1試合あたり平均0.65人で、同じ年の通常の試合は0.26人である。退場者とは、レッドカードで退場になった選手のことで、いきなりレッドカードを示された一発退場と、同じ試合で2枚目のイエローカード(審判が示す警告)を受けた場合の両方を含む。23試合のグレナルのうち、14試合では誰も退場していない。複数の退場が出た少数の試合が、平均を押し上げている。

このリーグでは、順位表の下位4クラブが2部に降格する。2026年10月8日時点で、グレミオとインテルナシオナルはその4クラブに含まれていた。そのため、10月11日(日)のグレナルは、両クラブにとって重みのある一戦だ。数字が示すのは、すでに起きたことであって、これから起きることではない。この試合はまだ平均に入っておらず、試合が終われば平均は変わりうる。

データは、ブラジルサッカー連盟(CBF)の公式試合記録、すなわち各試合の正式な記録に基づく。

グレナルは通常の試合よりカード、退場、PKが多いのか?

一部はそうだが、答えは3つに分かれる。退場では、グレナルは平均と大きく離れている。カードの総数とイエローカードでも平均を上回るが、差はそれより小さい。PKと2枚目のイエローカードでは、差は偶然の範囲内にある。通常の試合を無作為に選んだグループでも、これくらいの値には簡単に届くからだ。グレナルは通常の試合より退場が多いが、すべてが多いわけではない。

集計の方法:グレナル23試合と5,222試合を、CBFの公式試合記録で比べる

集計では、ブラジル全国選手権セリエAの2013〜2026年シーズン、12シーズン分のグレナル23試合を、同じ大会のこの期間の5,222試合と比べる(通常の平均には、グレナルのあった12シーズンの4,462試合を使う。2017年と2022年は計算に入らない)。数字はCBFの公式試合記録、つまり各試合の正式な記録によるもので、2026年10月8日時点のものである。

集計が2013年から始まるのは、公式試合記録が公開されているのがこの年以降だからだ。2017年と2022年にはブラジレイロンでグレナルが行われなかった。どちらか一方のクラブが2部のセリエBでプレーしていたためである。

2020年のコパ・リベルタドーレスで行われた2試合のグレナルは、平均には含めない。別の大会であり、2試合では平均にならないからだ。2020年3月12日にアレーナ・ド・グレミオで行われた試合は0-0で終わり、退場者は8人、両チーム4人ずつだった。コパ・リベルタドーレスを主催するCONMEBOL(南米サッカー連盟)は、当時、これが同大会の歴史で2番目に退場者の多い試合だと記した。

数え方の規則は、比較する両側で同じである。退場として数えるのは、一発退場となった選手と、2枚目のイエローカードで退場となった選手で、コーチングスタッフへのカードは含めない。イエローカードは、選手の1枚目のイエローカードを指す。2枚目のイエローカードは表で別の行にしてあり、カードの総数は、イエローカード、一発退場のレッドカード、2枚目のイエローカードの合計である(グレナルでは5.74 + 0.43 + 0.22 = 6.39)。

試合終了の笛のあとに示されたレッドカードも、どちらの集計にも入れる。該当するグレナルは2021年11月6日の1試合だけで、2枚あった。ブラジレイロン全体では、5,222試合のうち47試合である。これらのレッドカードを除くと、0.57対0.25になり、それでも2倍を超える。

通常の平均は、シーズンごとに対応させて求める。各シーズンについて、そのシーズンのブラジレイロンの平均を使い、そのシーズンのグレナルの試合数で重みをつける。リーグの数字は年によって変わる。1試合あたりのカードは、2019年が4.20枚、2023年が5.85枚だった(Soccer Addictedのアーカイブ。当サイトの試合データベースである)。

このため、「22大会を測ったガイド」が示すブラジル全国選手権セリエAの退場者数は、1試合あたり0.29人である。このガイドが測るのは、2026年10月2日時点でのリーグ直近の317試合で、期間はおよそ2025年11月から2026年9月までである。本稿では、グレナルを、それが行われたシーズンの試合と比べている。

退場者数:グレナルは1試合あたり0.65人、通常の試合は0.26人

退場者数は、グレナルが1試合あたり0.65人、通常の試合が0.26人で、グレナルは通常の試合の2.5倍になる(2つの平均の比率)。これが偶然を超えているかを調べるため、ブラジレイロンの通常の試合から、シーズンごとの試合数をグレナルと同じにして、1万組を無作為に抽出した。組の退場者数の平均がグレナルの平均に届いたのは、そのうち37組だけである(およそ270分の1)。

退場者数:グレナルは1試合あたり0.65人、通常の試合は0.26人
1試合あたり(CBFの公式試合記録、2013〜2026年、2026年10月8日まで)グレナル通常の試合比率グレナルに届いた無作為抽出の数(1万組中)読み取り
退場者数0.650.262.537大きな差がある
一発退場0.430.152.878大きな差がある
カードの総数6.394.981.336差はあるが小さめ
イエローカード5.744.721.2151差はあるが小さめ
2枚目のイエローカード0.220.112.01,030偶然の範囲内
成功したPK0.300.2151.42,273偶然の範囲内
PKが与えられた数(成功と失敗の合計。数えているのはアーカイブだけで、グレナル21試合)0.430.281.51,316偶然の範囲内
ゴール2.132.390.98,095やや少ないが、裏づけのある差ではない

ここから分かること:グレナルが平均と離れているのは、退場者数(2.5倍)、一発退場(2.8倍)、カードの総数(1.3倍)、イエローカード(1.2倍)で、2枚目のイエローカードとPKでは離れていない。考えられる読み方は、差があるのは選手をピッチから退かせるカードで、PKではないというものだ。表が示すのは差の大きさであって、その理由ではない。

退場者数の差には、断っておくべき限界がある。グレナルの95%信頼区間、つまりこの23試合と矛盾しない平均の範囲は、1試合あたり0.30〜1.04人である。下限の0.30は、通常の平均0.26をわずかに上回るだけだ。

この集計は7つの指標を同時に見ているため、270分の1という数字は、そのなかで最も際立った指標の値である。7つの指標で補正すると、およそ38分の1(0.026)になる。アーカイブの試合イベント記録をグレナル22試合で別に数えても、答えは同じで、0.68対0.265になる。

23試合のグレナルのうち、14試合では誰も退場していない

この平均を押し上げているのは、少数の試合である。グレナルの61%(23試合中14試合)では誰も退場しておらず、4試合では退場が1人だった。残りの5試合(およそ5試合に1試合)では2人または3人が退場し、それ以上の試合はない。ブラジレイロンの通常の試合で、2人以上が退場する試合は約4%(25試合に1試合)である。

23試合のグレナルのうち、14試合では誰も退場していない
試合での退場者数(2013〜2026年)グレナル(23試合)通常の試合(5,199試合、グレナルを除く)
0人14(60.9%)79.1%
1人4(17.4%)16.9%
2人4(17.4%)3.3%
3人1(4.3%)0.4%
4人または5人00.2%

ここから分かること:退場者のいないグレナルが14試合(60.9%)、2人または3人が退場したグレナルが5試合(21.7%)で、通常の試合ではそれぞれ79.1%と約4%である。このことから、グレナルの平均は、複数の退場が出た少数の試合に由来しており、どのグレナルでも1人が退場しているわけではないと考えられる。

この結果は、いくつかの検証に耐える。グレナルを1試合ずつ除いて計算しても、差は2.1〜2.7倍の範囲に収まる。最も影響が大きいのは、3人が退場した唯一の試合、2013年8月4日の一戦である。シーズンごとに見ると、グレナルが平均を上回ったのは12シーズン中8シーズン、下回ったのは4シーズンだった。

結果が持ちこたえない検証が1つある。試合終了後の退場を除いて、退場者が1人以上出た試合の割合で見ると、グレナルは23試合中8試合(35%)、通常の試合は20%(5試合に1試合)で、この差は偶然の範囲内である(無作為抽出でおよそ12回に1回)。

他の相手との試合では、どちらのクラブも退場者数でグレナルに遠く及ばない

グレナルで退場が多いのは、もともと退場の多い2クラブを組み合わせたから、というだけではないのか。集計はこの2つを切り分けている。同じシーズンで、グレミオが他の相手と戦った試合の退場者数は1試合あたり平均0.26人、インテルナシオナルは0.30人である(各クラブ424試合)。

どちらのクラブも通常の平均に近く、グレナルの0.65からは遠い。筆者の見方では、これがこの集計でいちばん強い発見であり、両クラブに当てはまる。退場の多さは、2クラブの顔合わせそのものにある。

他の相手との試合では、どちらのクラブも退場者数でグレナルに遠く及ばない
試合の区分(2013〜2026年)試合数1試合あたりの退場者数1試合あたりのカードの総数1試合あたりのイエローカード
グレミオが他の相手と戦った試合4240.265.174.91
インテルナシオナルが他の相手と戦った試合4240.305.264.96
グレナル230.65(グレミオ側8人、インテルナシオナル側7人)6.395.74

ここから分かること:退場者数とカードの総数で、グレナルは、各クラブが他の相手と戦ったときの95%の範囲(退場者数はグレミオが0.21〜0.32人、インテルナシオナルが0.24〜0.36人)を上回っている。このことから、退場の多さは片方のクラブではなく、顔合わせそのものから来ていると考えられる。ただし、グレナルの退場者数の範囲(0.30〜1.04人)は両クラブの範囲の上端に届き、イエローカードの範囲(4.78〜6.70枚)は両クラブの範囲に届く。

グレナルは、ブラジレイロンで退場が最も多い対戦の組み合わせなのか?

そうではない。2013〜2026年のブラジレイロンで10試合以上行われた221の組み合わせのうち、グレナルは1試合あたりの退場者数で5位である。組み合わせとは、ホームとアウェーを合わせた2クラブの対戦を指し、10試合という下限により、それより試合数の少ない組み合わせは除かれる。

カードの総数では8位、イエローカードでは12位、成功したPKでは44位である。検証した下限(8試合、10試合、15試合)のどれでも1位にはならず、退場者数で1位の組み合わせは10試合しかない。順位は安定していない。

グレナルは、ブラジレイロンで退場が最も多い対戦の組み合わせなのか?
順位対戦の組み合わせ(10試合以上、2013〜2026年)1試合あたりの退場者数試合数
1ヴァスコ・ダ・ガマ対フォルタレーザ0.8010
2グレミオ対フォルタレーザ0.7512
3バイーア対ヴァスコ・ダ・ガマ0.7218
4バイーア対フラメンゴ0.6721
5グレミオ対インテルナシオナル(グレナル)0.6523
6パルメイラス対ゴイアス0.5812
7シャペコエンセ対インテルナシオナル0.5714
7インテルナシオナル対フォルタレーザ0.5714
9フラメンゴ対パルメイラス0.5625
10ヴァスコ・ダ・ガマ対ヴィトーリア0.5511

ここから分かること:グレナルの0.65を上回る組み合わせは4つあり、試合数はそれぞれ10〜21試合である。下限を8試合にするとグレナルは6位、15試合にすると3位になる。考えられる読み方は、裏づけがあるのは「10試合以上の組み合わせで上位5位以内」までだ、というものである。順位は下限と数え方の基準によって1位から6位まで動き、順位の不確実性は計算していないからだ。

ライバル関係の強さは、別の尺度である。2020年3月12日、CONMEBOLはグレナルを「ブラジルで最もライバル意識の強いダービー」と呼んだ。この表現は同連盟のものであり、この集計はそれを裏づけも否定もしない。集計が測るのは、どれだけ多いかであって、なぜ多いかではない。

平均を手に、2026年10月11日のグレナルを読む

2026年10月11日の試合が終われば、集計にはグレナルが1試合加わり、平均は変わりうる。この試合を読むときは、2つの数字を手元に置いておくとよい。0.65対0.26は、グレナルと通常の試合との距離を測る数字であり、23試合中14試合は、この平均がどれほど少数の試合に左右されているかを測る数字である。平均が描くのは、すでに行われた試合である。このダービーでの両クラブの通算対戦成績は、「歴史をすべて扱ったページ」にある。

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出典

よくある質問

グレナルの退場者数は、平均でどれくらいか?
ブラジル全国選手権セリエAの2013〜2026年シーズンのグレナル23試合で、平均は1試合あたり退場者0.65人。同じシーズンの通常の試合は0.26人である(CBFの公式試合記録、2026年10月8日時点)。23試合中14試合では、誰も退場していない。
グレナルは、ブラジレイロンの通常の試合よりカードが多いのか?
やや多い。1試合あたりのカードは6.39枚で、同じシーズンの通常の試合は4.98枚である(約1.3倍)。イエローカードは5.74枚対4.72枚。基準は同じで、ブラジル全国選手権セリエAの2013〜2026年シーズンのグレナル23試合、CBFの公式試合記録による(2026年10月8日時点)。
2013年以降、ブラジレイロンで最も退場者が多かったグレナルはどれか?
2013年8月4日にアレーナ・ド・グレミオで行われた試合で、退場は3人。インテルナシオナル側が2人、グレミオ側が1人だった。2013〜2026年シーズンのブラジル全国選手権セリエAのグレナル23試合で、3人が退場したのはこの試合だけである(CBFの公式試合記録、2026年10月8日時点)。ほかの4試合は2人だった。
グレナルは、ブラジルで最も退場の多いダービーか?
断言はできない。2013〜2026年のブラジレイロンで10試合以上行われた221の組み合わせのうち、グレナルは1試合あたりの退場者数(0.65人)で5位であり、検証した下限(8試合、10試合、15試合)のどれでも1位ではない(CBFの公式試合記録による)。順位は、試合数の下限と数え方の基準によって変わる。
グレナルは、通常の試合よりPKが多いのか?
裏づけのある形では多くない。成功したPKは1試合あたり0.30本で、2013〜2026年のブラジレイロンの通常の試合は0.215本である(CBFの公式試合記録、2026年10月8日時点)。この差は偶然の範囲内で、無作為抽出で4回に1回ほど起こる。2枚目のイエローカードも同様で、0.22枚対0.11枚である。
2026年10月11日のグレナルは、いつ行われるのか?
2026年10月11日(日)17:30(ブラジリア時間)、ポルト・アレグレのアレーナ・ド・グレミオで、ブラジル全国選手権セリエAの第30節として行われる(CBFとインテルナシオナルの情報。2026年10月8日に確認)。

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