UEFA女子チャンピオンズリーグ:18クラブ制の仕組みを解説
女子チャンピオンズリーグ2026-27のリーグフェーズは2026年9月22日に開幕。18クラブ制の出場権、ポット、6試合、10の順位決定基準、プレーオフ、固定の組み合わせ、ワルシャワ決勝、賞金、25回の決勝を解説する。


2026年9月22日、UEFA女子チャンピオンズリーグは2026-27シーズンのリーグフェーズを5試合で開幕させ、第1節の残る4試合は翌日に組まれた。UEFAが2025-26シーズンに導入したこのフォーマットは2シーズン目を迎えたが、その中身がきちんと説明されることは少ない。18クラブが単一の順位表で争い、各クラブは異なる6クラブと1試合ずつ、計6試合を戦う。12位のクラブまで望みをつなぐプレーオフがあり、ノックアウトフェーズのトーナメント表は最初から決まっている。この大会の決勝の会場はワルシャワ国立競技場に決まり、日程は2027年5月28日から30日の枠に組まれた。UEFAの女子クラブ大会の決勝がポーランドで組まれるのは、これが初めてだ。
本稿では2026-27シーズンの大会規定をフェーズごとにたどり、それぞれのルールがなぜそうなっているのかを説明する。74クラブがどのようにして18クラブに絞られたのか、抽選が各クラブの日程をどう組み立てるのか、10項目の順位決定基準の順番、5位から12位までのプレーオフ、固定されたトーナメント表、そして各段階でいくらの賞金が支払われるのか。続いて、最初のリーグフェーズとなった2025-26シーズン、大会史上25回の決勝、2026-27シーズンに登録された7人のブラジル人選手を取り上げる。先に筆者の意見を述べておく。これは同大会がこれまでに採用した中で最もよく練られたフォーマットだ。12月までのほぼすべての試合に重みを持たせるからである。その代償は、ポット制度によってあらわになるポット1とポット3の間の深い溝だ。
UEFA女子チャンピオンズリーグの仕組み:フェーズごとに見る
| フェーズ | クラブ数 | 方式 | 日程 |
|---|---|---|---|
| 予選1回戦(国内リーグ王者のみ) | 19 | 参加クラブの1つが開催するミニトーナメント、一発勝負 | 2026年7月22日・25日 |
| 予選2回戦(国内リーグ王者と王者以外) | 44 | 4クラブずつ11のミニトーナメント、一発勝負 | 2026年8月5日・8日 |
| 予選3回戦 | 18 | ホーム・アンド・アウェー方式の9カード | 2026年8月26日、9月1日・2日 |
| リーグフェーズ | 18 | 6クラブと6試合(各ポットから2クラブ、ホーム3試合・アウェー3試合)、単一の順位表 | 2026年9月22日〜12月16日 |
| プレーオフ | 8 | ホーム・アンド・アウェー:5位・6位対11位・12位、7位・8位対9位・10位 | 2027年2月3日・4日、10日・11日 |
| 準々決勝 | 8 | ホーム・アンド・アウェー:1〜4位対プレーオフ勝者 | 2027年3月23日・24日、3月31日・4月1日 |
| 準決勝 | 4 | ホーム・アンド・アウェー、固定されたトーナメント表 | 2027年5月1日・2日、8日・9日 |
| 決勝 | 2 | 中立地での一発勝負 | 2027年5月28日、29日または30日(ワルシャワ) |
2026-27シーズンには74クラブが大会に参加し、予選を免除されたのは9クラブだけだった。UEFAがシーズンの日程ガイドで説明している2026-27シーズンの直接出場の規定では、前回大会の優勝クラブ、協会ランキング上位6協会の国内リーグ王者、上位2協会の国内リーグ2位に直接の出場枠が与えられる。公式リストによれば、その9クラブは前回王者のバルセロナ、マンチェスター・シティとアーセナル、OLリヨンとパリFC、バイエルン・ミュンヘン、ローマ、ベンフィカ、ヘッケンだった。残る65クラブは予選から参加し、その道筋は2つある。国内リーグを制したクラブのためのチャンピオンズ・パスと、それ以外のクラブのためのリーグ・パスだ。
予選1回戦と2回戦はミニトーナメント方式で行われる。参加クラブのうち1クラブの本拠地に集まって準決勝を戦い、その3日後に決勝と3位決定戦を行う。すべて一発勝負だ。予選1回戦は国内リーグ王者だけのラウンドで、UEFAの通達第50/2026号に記された支払い予定額から数えると19クラブが参加し、そのうち5クラブが開催クラブを務めた。2回戦には44クラブが11の会場に集まった。3回戦は性格が変わり、18クラブによるホーム・アンド・アウェーのノックアウト方式となる。筆者の見立てでは、ミニトーナメントは競技上の解決策である以前に、コスト上の解決策だ。1ラウンドにつき移動が1回で済めば、小規模リーグの王者の懐への負担は軽くなる。そのうえUEFAは、受け入れる側(4万ユーロ)より移動する側(予選1回戦ではアウェーの1クラブあたり7万5000ユーロ)に多く支払っている。
2026-27シーズンの予選3回戦は、リーグフェーズへの道が形式的な通過点ではないことを示した。インテルは、2012-13シーズンと2013-14シーズンの欧州王者で、2025-26シーズンには準々決勝に進んだヴォルフスブルクを退けた。第2戦を延長戦の末に3-1でものにして2試合合計を3-3のタイに戻し、PK戦を5-4で制したのだ。パリ・サンジェルマン(PSG)はアイントラハト・フランクフルトとの第2戦の延長戦で4ゴールを奪い、この試合を5-1、2試合合計を6-2として勝ち上がった。アウストリア・ウィーンは第1戦でブランに1-2で敗れたが、ホームで4-0と勝って逆転し(モデスタ・ウカが3ゴール)、インテルとともに本戦初出場を果たした。UEFAによれば、レアル・マドリードは同クラブだけが持つ記録を守った。2021-22シーズンから2026-27シーズンまでの6シーズンすべてで予選を勝ち抜いたのである。
抽選とポット:各ポットから2クラブと対戦
2026-27シーズンのリーグフェーズの抽選は、2026年9月4日の中央ヨーロッパ時間正午に行われた。その論理は大会規定の第16条に書かれている。18クラブはシーズン開始時点のクラブ係数に基づいて6クラブずつ3つのポットに分けられ、前回王者はポット1のシードとなる。各クラブには各ポットから2クラブずつ対戦相手が割り当てられ、1クラブとはホームで、もう1クラブとはアウェーで戦う。原則として同じ協会のクラブ同士は対戦せず、同じ国の相手と当たるのは最大2クラブまでだ。抽選はデジタルで行うことができ、UEFAは行き詰まりを避けるために条件を調整できる。2026-27シーズンは、ポット1がバルセロナ、OLリヨン、チェルシー、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、PSG。ポット2がレアル・マドリード、ユヴェントス、ヘッケン、ローマ、ベンフィカ、パリFC。ポット3がマンチェスター・シティ、OHルーヴェン、HBキューゲ、アウストリア・ウィーン、インテル、セルヴェットだった。
バルセロナの日程を見れば、このルールの働きがわかる。抽選の結果、前回王者はポット1からアーセナル(ホーム)とバイエルン・ミュンヘン(アウェー)、ポット2からパリFC(ホーム)とローマ(アウェー)、ポット3からセルヴェット(ホーム)とHBキューゲ(アウェー)を引いた。第17条はさらに2つの歯止めを加えている。原則として、ホームまたはアウェーの試合が続くのは最大2試合までで、すべてのクラブが最初の2節と最後の2節のそれぞれでホームとアウェーを1試合ずつ戦う。バルセロナの日程は両方を満たしている。9月23日にホームでパリFCとの初戦を迎え、第2節はローマの本拠地に乗り込み、終盤は11月19日にホームでセルヴェット、2026年12月16日にアウェーでバイエルンと対戦する組み合わせだ。
戦う側にとって最も重要な帰結は、同じ日程を戦うクラブが1つもないことだ。各クラブは他の17クラブのうち6クラブと対戦する。大会全体の3分の1をわずかに上回る数で、各ポットからちょうど2クラブずつだ。ポット3のクラブにとっては欧州のエリートと2度対戦することを意味し、ポット1のクラブにとっては、多くが予選という入り口から勝ち上がってきたクラブとの2試合を意味する。ポットによる抽選はこのくじ運のばらつきをならすためにあり、だからこそ規定は順位決定基準の中に、対戦相手の強さを測る3つの項目を設けている。筆者の見立てでは、これはUEFAの規定の中で最も賢いアイデアだ。日程が異なるのなら、順位表には誰が誰と戦ったかを量る手段が必要になる。
6試合と単一の順位表:準々決勝に直行するのは誰か、プレーオフに回るのは誰か
第17条により、18クラブは単一の順位表を構成し、勝利には勝ち点3、引き分けには勝ち点1が与えられ、敗戦には勝ち点が与えられない。6試合を終えた時点で1位から4位は準々決勝に直行し、5位から12位はプレーオフに回り、13位から18位は敗退となる。予選3回戦で敗れたクラブとは異なり、これらのクラブはUEFA女子ヨーロッパカップには回らない。リーグフェーズの試合数は、18に6を掛けて2で割った54試合だ。2026-27シーズンは、これらの試合が6つの開催期間に振り分けられた。9月22日・23日、9月30日・10月1日、10月28日・29日、11月10日・11日、11月18日・19日、そして最後が12月16日である。
男子のUEFAチャンピオンズリーグと比べると、この設計が読み解きやすくなる。男子の大会が2024-25シーズンに導入したフォーマットでは、36クラブがそれぞれ8試合を戦い、上位8クラブがベスト16に直行し、9位から24位がプレーオフを戦う。女子は同じ構造を半分に縮めたもので、18クラブのうち4クラブが直接勝ち上がり、8クラブがプレーオフに回り、6クラブが敗退する。ただし、すべてを変える違いが1つある。女子にはベスト16がないのだ。プレーオフを勝ち抜いたクラブは、そのまま準々決勝で上位4クラブのいずれかと対戦する。どちらの大会でも最初のフェーズを終えて3分の2のクラブが生き残るが、女子では各クラブが対戦しうる17クラブのうち6クラブ、つまり3分の1強と戦うのに対し、男子では35クラブのうち8クラブ、4分の1未満としか戦わない。
女子チャンピオンズリーグの順位決定方法:第18条が定める10の基準とその順番
| 順番 | 基準 | 測るもの |
|---|---|---|
| 1 | リーグフェーズの得失点差 | 総合的な出来 |
| 2 | リーグフェーズの総得点 | 攻撃力 |
| 3 | リーグフェーズのアウェーゴール数 | アウェーでの攻撃力 |
| 4 | リーグフェーズの勝利数 | 勝ち切る力 |
| 5 | リーグフェーズのアウェーでの勝利数 | アウェーでの勝利 |
| 6 | 対戦した相手が獲得した勝ち点の合計 | 日程の厳しさ |
| 7 | それらの相手の得失点差の合計 | 日程の厳しさ |
| 8 | それらの相手の得点の合計 | 日程の厳しさ |
| 9 | 反則ポイントの少なさ(レッドカード3、イエローカード1、イエローカード2枚での退場3) | 規律 |
| 10 | クラブ係数 | UEFA主催大会での実績 |
この順番そのものが多くを物語っている。最初の5項目はクラブ自身の成績だけを見る。続く3項目は、そのクラブが誰と戦ったかを見る。9番目は規律の乱れを罰するもので、レッドカード1枚に3ポイント、イエローカード1枚に1ポイント、2枚目のイエローカードによる退場に3ポイントが加算される。そして10番目のクラブ係数が最後の手段となる。多くの人が混乱する点がある。2026-27シーズンの規定では、アウェーゴールは順位表の3番目の基準として数えられるが、ノックアウトフェーズではどの対戦も決めない。第20条と第21条が定めているのは、2試合合計、延長戦、PK戦だけだからだ。これは理にかなっている。リーグフェーズでは全クラブがホームで3試合、アウェーで3試合を戦うので、アウェーでの得点は18クラブの間で比較できる価値になる。
1番目の基準は、すでに首位を決めたことがある。2025-26シーズンのリーグフェーズで、バルセロナとOLリヨンは5勝1分けという同じ成績で勝ち点16に並んだが、UEFAの公式順位表によれば、バルセロナが得失点差17対13で1位となった。同じ大会で勝ち点が並んだ他の3組も、得失点差で決着している。勝ち点12のアーセナルとマンチェスター・ユナイテッド、勝ち点4のヴォレレンガとローマ、勝ち点2のベンフィカとPSGだ。2番目の基準まで必要になった例は1つもない。戦う側にとっての教訓はこうだ。6試合で単一の順位表なら、日程の中で最も弱い相手から奪う1点の上積みは、大一番での1点と同じ価値を持つ。
5位から12位までのプレーオフと、決勝まで固定されたトーナメント表
プレーオフは、大会の顔つきを最も大きく変えた要素だ。第19条により、5位と6位はシードのペアとなり、11位と12位を相手に抽選で組み合わせが決まる。7位と8位は9位と10位が相手だ。対戦はホーム・アンド・アウェー方式で、第2戦は上位クラブのホームで行われる。2026-27シーズンは、第1戦が2027年2月3日と4日、第2戦が2月10日と11日に組まれた。2024年に新方式を説明した際、UEFAは「すべての試合が意味を持つ」ようにして、より競争的でダイナミックなリーグフェーズにしたいと述べていた。プレーオフはその約束を実現するための道具だ。18クラブ中12クラブがノックアウトフェーズに進むため、12月の試合で何も懸かっていないものはほとんど残らない。
準々決勝以降のトーナメント表は固定で、大会規定の付属書Bの配置に従う。リーグフェーズの上位4クラブはシードとして入り、2つのペア(1位と2位、3位と4位)ごとに準々決勝での位置が抽選で決まる。相手はプレーオフの勝者で、第2戦はホームで戦う。準決勝では1位と2位が第2戦のホーム開催権を持つが、これは両者が別々の準決勝に入って初めて成り立つ。トーナメント表の構造上、この2クラブが顔を合わせられるのは決勝だけだ。そして下から勝ち上がるクラブにとって、値千金の条項がある。1位か2位が準々決勝で敗れた場合、そのクラブを破ったチームがシードの位置を引き継ぎ、それとともに準決勝第2戦のホーム開催権も手に入れるのだ。決勝では、トーナメント表の「シルバー」側から勝ち上がったクラブが形式上のホームチームとなるが、これはあくまで運営上の扱いにすぎない。
固定されたトーナメント表は、順位表での成績に2度報いる。上位4位以内で終えたクラブは1つのラウンドを飛ばし、第2戦をホームで戦える。上位2位以内で終えたクラブは、さらに準決勝の第2戦も本拠地で戦える。もう1つの効果は、ノックアウトフェーズの抽選が終わった時点で、各クラブが決勝までにたどりうる道筋を知ることができる点だ。プレーオフが何を可能にするかを最もよく示すのが、2025-26シーズンのアーセナルである。前回大会の王者はリーグフェーズを5位で終え、OHルーヴェンを2試合合計7-1で退け、準々決勝で3位のチェルシーを3-2で破り、準決勝でOLリヨンに3-4で敗れてようやく止まった。その大会でプレーオフから準決勝まで勝ち進んだクラブは、アーセナルだけだった。
決勝:中立地での一発勝負、2027年はワルシャワで
決勝は、ノックアウトフェーズで唯一、第2戦のない試合だ。第22条は、事前に決められた中立のスタジアムで一発勝負として行い、同点の場合は延長戦とPK戦で決着をつけるよう定めている。大会通算26回目となる2026-27シーズンの決勝は、ワルシャワ国立競技場で2027年5月28日、29日、30日のいずれかに行われることが決まり、2026年9月23日の時点でUEFAは日付を確定させていなかった。同スタジアムは2015年のUEFAヨーロッパリーグ決勝、2024年のUEFAスーパーカップ、EURO2012(欧州選手権)の5試合の舞台となり、その5試合には開幕戦と準決勝1試合が含まれる。続く2大会の決勝会場は2026年9月15日に決まった。2028年はデシーヌ(リヨン)のOLスタジアム、2029年はカーディフのミレニアム・スタジアムである。
かつては違った。2002-03シーズンから2008-09シーズンまで、大会がUEFA女子カップと呼ばれていた時代の決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、UEFAはそれらのスコアを2試合合計で記録している。中立地での一発勝負はショーケースとなり、2026年5月23日に更新されたUEFAの記録リストが、その賭けの大きさを示している。決勝の観客数の上位は、ビルバオ(2024年)の5万827人、ミュンヘン(2012年)の5万212人、リスボン(2025年)の3万8356人、アイントホーフェン(2023年)の3万3147人、トリノ(2022年)の3万2257人だ。決勝以外では、2022年4月22日のバルセロナ対ヴォルフスブルクの準決勝第1戦(5-1)でカンプ・ノウに9万1648人が集まり、同じ年の準々決勝バルセロナ対レアル・マドリードの9万1553人を上回った。筆者の見立てでは、中立地の決勝は開催地と勝ち上がってくるクラブ次第であり、ワルシャワは新しい市場への賭けであって、満員を保証するものではない。
女子チャンピオンズリーグの賞金:2026-27シーズンは各フェーズでいくら得られるか
| 項目 | 2026-27シーズンの予定額 |
|---|---|
| UEFA女子クラブ大会の総額 | 3770万ユーロ |
| リーグフェーズ以降のクラブ | 1820万ユーロ(48.39%) |
| 女子チャンピオンズリーグ予選のクラブ | 770万ユーロ(20.42%) |
| 女子ヨーロッパカップのクラブ | 560万ユーロ(14.85%) |
| リーグフェーズに出場しない国内リーグのクラブへの連帯分配金 | 620万ユーロ(16.34%) |
| リーグフェーズの出場給(1クラブあたり) | 50万5000ユーロ |
| リーグフェーズの勝利/引き分け | 6万ユーロ/2万ユーロ |
| リーグフェーズの順位ボーナス | 1万ユーロ(18位)〜18万ユーロ(1位) |
| プレーオフ/準々決勝/準決勝(戦ったラウンドごと) | 10万ユーロ/20万ユーロ/25万ユーロ |
| 準優勝/優勝 | 30万ユーロ/50万ユーロ |
| 優勝クラブの最大獲得額(合計) | 199万5000ユーロ |
| 予選1回戦:アウェークラブ/開催クラブ | 7万5000ユーロ/4万ユーロ |
| 予選2回戦:アウェークラブ/開催クラブ | 8万ユーロ/4万ユーロ |
| 予選3回戦:敗退クラブ/勝ち抜けクラブ | 16万ユーロ/11万ユーロ |
これらの金額は2026年7月20日付のUEFA通達第50/2026号によるもので、UEFA自身が、確定を条件とする予定額であって保証された収入ではないと断っている。2025〜2030年のサイクルの放映権とスポンサー権の販売が、文書の発表時点で完了していなかったためだ。通達によれば、3770万ユーロの財源は3つある。大会の純収入、UEFA自身による投資、そして男子クラブ大会からの拠出だ。リーグフェーズ以降に充てられる1820万ユーロのうち、半分は固定の出場給、つまり18クラブそれぞれに支払われる50万5000ユーロに回り、残る半分は成績に応じたボーナスに回る。本戦に入るクラブのリスクを和らげるように設計されたモデルであり、同じ通達の表によれば、出場給だけで、女子ヨーロッパカップの優勝クラブが大会を通じて得られる42万ユーロを上回る。
上限額の計算は、UEFAの数字と一致する。リーグフェーズの6試合すべてに勝って1位で終えた優勝クラブは、出場給50万5000ユーロ、勝利給36万ユーロ、順位ボーナス18万ユーロ、準々決勝20万ユーロ、準決勝25万ユーロ、優勝50万ユーロを積み上げ、合計199万5000ユーロを得る。UEFAが2025-26シーズンと2026-27シーズンについて公表した最大額と同じだ。この表には、1つ興味深い点が隠れている。4位のクラブは順位ボーナス15万ユーロと準々決勝の20万ユーロで、計35万ユーロを受け取る。一方、プレーオフを勝ち抜いた5位のクラブは14万ユーロに、プレーオフの10万ユーロと準々決勝の20万ユーロが加わり、44万ユーロとなる。9万ユーロの上積みは、ノックアウトの試合を2つ余計に戦うリスクに見合うものではなく、この額と引き換えに準々決勝への直行を手放す監督がいるとは思えない。それでもこの設計からは、UEFAが上位で終えたクラブだけでなく、より多く戦ったクラブにも報いようとしたことがわかる。
賞金の階段は、UEFAがこの大会をどこへ導こうとしているかを物語る。グループステージ導入1年目の2021-22シーズンに向けて、UEFAは2400万ユーロを発表した。それ以前の4倍を超える額で、グループステージ出場クラブには最低40万ユーロ、優勝クラブには最大140万ユーロが支払われる設定だった。2025〜2030年のサイクルの最初の2シーズン、つまり2025-26シーズンと2026-27シーズンについては、予定額が1シーズンあたり3770万ユーロに引き上げられ、出場給は50万5000ユーロ、優勝クラブの上限は199万5000ユーロとなった。2027-28、2028-29、2029-30の各シーズンについて、UEFAは1シーズンあたり4670万ユーロ、出場給67万ユーロ、上限280万ユーロを発表した。上限はほぼ2倍で、UEFAの計算では旧フォーマットの最大額141万ユーロを99%上回る。本戦に出場しないクラブへの連帯分配金は、1シーズンあたり、サイクルの最初の2シーズンが620万ユーロ、残る3シーズンが730万ユーロと見込まれた。
予選では論理が異なる。ミニトーナメントのアウェークラブは、予選1回戦で7万5000ユーロ、2回戦で8万ユーロを受け取り、移動の必要がない開催クラブは4万ユーロだ。ミニトーナメントの順位ボーナスは1000ユーロから1万8000ユーロまで。予選3回戦では、敗退したクラブが16万ユーロ、勝ち抜いたクラブが11万ユーロを受け取る。勝ち抜いたクラブはリーグフェーズの出場給を受け取るようになるため、これは道半ばで敗れたクラブへの緩衝材だ。そして、ほとんど目に見えない仕組みもある。リーグフェーズの引き分けは1試合につき両クラブに2万ユーロずつ、計4万ユーロが支払われ、勝利の6万ユーロを下回る。この差額は、アクセスリストの再調整で浮いた分と合わせて、女子チャンピオンズリーグの予選と女子ヨーロッパカップ全体で最も多く移動した15クラブと、ミニトーナメントの開催クラブに回される。
UEFA女子ヨーロッパカップ:敗退クラブの一部に与えられるセカンドチャンス
2つ目の大会は、リーグフェーズを生んだのと同じ改革から誕生し、2025-26シーズンに始まった。UEFA女子ヨーロッパカップには、女子チャンピオンズリーグ予選3回戦の敗退クラブと、予選2回戦のミニトーナメントで2位と3位に終わったクラブに加え、国内リーグの成績で直接出場する13クラブが参加する。2025-26シーズンの設計では、協会ランキング8〜13位の協会の3位クラブと、18〜24位の協会の2位クラブがそれにあたった。大会は予選2ラウンド、ベスト16、準々決勝、準決勝、ホーム・アンド・アウェーで行う決勝の6段階で構成され、優勝クラブには翌シーズンの女子チャンピオンズリーグ予選3回戦への出場権がチャンピオンズ・パスで与えられる。これは本物の足がかりだ。8月や9月に女子チャンピオンズリーグで敗退したクラブも、5月まで欧州の舞台で戦い続けられる。
初代王者は、スウェーデンのヘッケンだった。2026年4月25日、ストックホルム・アレーナでの第1戦でハンマルビーを1-0で下し、5月1日、ヨーテボリのヒシンゲン・アレーナでの第2戦も3-2で制した。2試合合計4-2で、4ゴールはすべてフェリシア・シュレーダーが決めた。彼女は8ゴールで大会得点王となった。UEFAはこのタイトルを、2002-03シーズンと2003-04シーズンにUEFA女子カップを制したウメオ以来となる、スウェーデンのクラブによるUEFA主催大会での優勝として記録した。2026-27シーズンの女子チャンピオンズリーグでは、ヘッケンはリーグフェーズへの直接出場権を得た9クラブに名を連ね、UEFAはそのリストで同クラブを2025-26シーズンの女子ヨーロッパカップ王者と記している。ウィキペディアによれば、この直接出場権はアクセスリストの再調整によるものだった。前回王者のバルセロナがすでにスペイン国内リーグの成績でリーグフェーズ出場を決めていたため、女子ヨーロッパカップ王者として本来なら予選3回戦から出場するはずだったヘッケンが、リーグフェーズに繰り上がった。
ノックアウト方式からリーグフェーズへ:2019年と2023年の改革
リーグフェーズは、5年余りの間に行われた2つの改革の締めくくりだ。2020-21シーズンまでは、ベスト16がノックアウト方式で行われていた。2019年12月4日、UEFA執行委員会はニヨンで、このラウンドをグループステージに置き換えることを承認し、新方式は2021-22シーズンに始まった。4クラブずつの4グループがホーム・アンド・アウェーの総当たり戦を行い、各グループの上位2クラブが準々決勝に進む方式だ。同時に、グループステージ以降の放映権が一元化され、全試合の中継をUEFAが制作するようになった。筆者の見立てでは、フォーマット以上にこの点こそが資金の急増を説明する。2021-22シーズンに向けて発表された2400万ユーロは、それまでに分配されていた額の4倍を超えていた。
2度目の飛躍は2023年12月2日に承認され、2025-26シーズンに始まった。グループステージの16クラブより2クラブ多い18クラブによるリーグフェーズと、UEFA女子ヨーロッパカップの創設である。各クラブが最初のフェーズで戦う試合数はグループステージと同じ6試合のままだが、3クラブと2度ずつ戦うのではなく、異なる6クラブと戦うようになった。本戦から決勝までの総試合数は、61試合(グループステージ48、準々決勝8、準決勝4、決勝)から75試合(リーグフェーズ54、プレーオフ8、準々決勝8、準決勝4、決勝)に増えた。この数字は、ESPNも2026-27シーズンについて確認している。UEFAは変更の理由として、より多くのクラブが競い合うことと競争性の向上を挙げ、UEFA自身の言葉によれば、日程上の制約と選手の負担も考慮したという。
日程さえも変わった。2025-26シーズンのリーグフェーズは10月から12月にかけて行われたが、2026-27シーズンは9月22日に始まった。1シーズンを丸ごと見届け、2026-27シーズンの第1節を終えた段階での筆者の評価はこうだ。プレーオフと単一の順位表は、18クラブ中12クラブに第6節まで戦う理由を与え、固定されたトーナメント表は最初のフェーズの価値を高めている。代償はポット3にある。ポット1の各クラブはポット3の2クラブと対戦するため、この種の試合は1大会につき12試合となり、リーグフェーズ54試合の5分の1を超える。中には、2026年9月23日のセルヴェット対OLリヨン(0-8)のような結果に終わる試合もある。連帯分配金と、足がかりとしての女子ヨーロッパカップがなければ、この溝は広がる一方だろう。
2025-26シーズン、最初のリーグフェーズ:順位表と各クラブの到達点
| 順位 | クラブ | 勝-分-敗 | 得失点差 | 勝ち点 | 到達ラウンド(対戦スコア) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | バルセロナ | 5-1-0 | +17 | 16 | 準々決勝(対レアル・マドリード、12-2)、準決勝(対バイエルン・ミュンヘン、5-3)、優勝(対OLリヨン、4-0) |
| 2 | OLリヨン | 5-1-0 | +13 | 16 | 準々決勝(対ヴォルフスブルク、4-1)、準決勝(対アーセナル、4-3)、準優勝(対バルセロナ、0-4) |
| 3 | チェルシー | 4-2-0 | +17 | 14 | 準々決勝(対アーセナル、2-3) |
| 4 | バイエルン・ミュンヘン | 4-1-1 | +1 | 13 | 準々決勝(対マンチェスター・ユナイテッド、5-3)、準決勝(対バルセロナ、3-5) |
| 5 | アーセナル | 4-0-2 | +5 | 12 | プレーオフ(対OHルーヴェン、7-1)、準々決勝(対チェルシー、3-2)、準決勝(対OLリヨン、3-4) |
| 6 | マンチェスター・ユナイテッド | 4-0-2 | -2 | 12 | プレーオフ(対アトレティコ・マドリード、5-0)、準々決勝(対バイエルン・ミュンヘン、3-5) |
| 7 | レアル・マドリード | 3-2-1 | +6 | 11 | プレーオフ(対パリFC、5-2)、準々決勝(対バルセロナ、2-12) |
| 8 | ユヴェントス | 3-1-2 | +5 | 10 | プレーオフ(対ヴォルフスブルク、2-4) |
| 9 | ヴォルフスブルク | 3-0-3 | +3 | 9 | プレーオフ(対ユヴェントス、4-2)、準々決勝(対OLリヨン、1-4) |
| 10 | パリFC | 2-2-2 | -3 | 8 | プレーオフ(対レアル・マドリード、2-5) |
| 11 | アトレティコ・マドリード | 2-1-3 | +4 | 7 | プレーオフ(対マンチェスター・ユナイテッド、0-5) |
| 12 | OHルーヴェン | 1-3-2 | -5 | 6 | プレーオフ(対アーセナル、1-7) |
| 13 | ヴォレレンガ | 1-1-4 | -5 | 4 | リーグフェーズで敗退 |
| 14 | ローマ | 1-1-4 | -10 | 4 | リーグフェーズで敗退 |
| 15 | トゥエンテ | 0-3-3 | -6 | 3 | リーグフェーズで敗退 |
| 16 | ベンフィカ | 0-2-4 | -7 | 2 | リーグフェーズで敗退 |
| 17 | PSG | 0-2-4 | -8 | 2 | リーグフェーズで敗退 |
| 18 | ザンクト・ペルテン | 0-1-5 | -25 | 1 | リーグフェーズで敗退 |
2025-26シーズンはこのフォーマットの試金石となり、フォーマットはその試練に耐えた。バルセロナはリーグフェーズを1位で終え、準々決勝ではレアル・マドリードを2試合合計12-2で粉砕し、準決勝ではバイエルン・ミュンヘンを5-3で退けた。2026年5月23日、オスロのウレヴォール・スタディオンで行われた決勝ではOLリヨンを4-0で下し、エヴァ・パヨルとサルマ・パラジュエロがそれぞれ2ゴールを挙げた。ベンチにペレ・ロメウを置いての、クラブ4度目の優勝である。相手ベンチにいたのは、そのバルセロナで2023年と2024年に欧州制覇を果たしたホナタン・ヒラルデスだった。パヨルは予選を除いて11ゴールを挙げ、この大会の得点王となった。
決勝は前後半でまったく異なる試合となり、UEFAが公表した分析もそれを記録している。前半はOLリヨンがバルセロナを封じ込めたが、ハーフタイムを境に試合は一変した。主将のアレクシア・プテジャスは、後半になれば相手がスペースを空けることをチームはわかっていたと語り、ヒラルデスは、バルセロナが「アタッキングサードで極めて冷徹だった」と敗戦を総括した。4ゴールはすべて後半に生まれ、パヨルが55分と69分、パラジュエロが90分と90+3分に決めた。試合全体を支配しなくても勝負を決められる王者と、前半の支配をゴールに変えられず高い代償を払った準優勝チームの姿がそこにある。
女子チャンピオンズリーグの歴代王者:2001-02シーズンから2025-26シーズンまで
| シーズン | 優勝 | 決勝のスコア | 準優勝 |
|---|---|---|---|
| 2001-02 | フランクフルト | 2-0 | ウメオ |
| 2002-03 | ウメオ | 7-1(2試合合計) | フォルトゥナ・イェリング |
| 2003-04 | ウメオ | 8-0(2試合合計) | フランクフルト |
| 2004-05 | トゥルビネ・ポツダム | 5-1(2試合合計) | ユールゴーデン |
| 2005-06 | フランクフルト | 7-2(2試合合計) | トゥルビネ・ポツダム |
| 2006-07 | アーセナル | 1-0(2試合合計) | ウメオ |
| 2007-08 | フランクフルト | 4-3(2試合合計) | ウメオ |
| 2008-09 | デュースブルク | 7-1(2試合合計) | ズヴェズダ2005 |
| 2009-10 | トゥルビネ・ポツダム | 0-0(PK戦7-6) | OLリヨン |
| 2010-11 | OLリヨン | 2-0 | トゥルビネ・ポツダム |
| 2011-12 | OLリヨン | 2-0 | フランクフルト |
| 2012-13 | ヴォルフスブルク | 1-0 | OLリヨン |
| 2013-14 | ヴォルフスブルク | 4-3 | ティレソー |
| 2014-15 | フランクフルト | 2-1 | PSG |
| 2015-16 | OLリヨン | 1-1(PK戦4-3) | ヴォルフスブルク |
| 2016-17 | OLリヨン | 0-0(PK戦7-6) | PSG |
| 2017-18 | OLリヨン | 4-1(延長戦) | ヴォルフスブルク |
| 2018-19 | OLリヨン | 4-1 | バルセロナ |
| 2019-20 | OLリヨン | 3-1 | ヴォルフスブルク |
| 2020-21 | バルセロナ | 4-0 | チェルシー |
| 2021-22 | OLリヨン | 3-1 | バルセロナ |
| 2022-23 | バルセロナ | 3-2 | ヴォルフスブルク |
| 2023-24 | バルセロナ | 2-0 | OLリヨン |
| 2024-25 | アーセナル | 1-0 | バルセロナ |
| 2025-26 | バルセロナ | 4-0 | OLリヨン |
2026年の決勝までに25回の大会が行われた。2001-02シーズンから2008-09シーズンまでの8回はUEFA女子カップの名称で、2009-10シーズンに採用された女子チャンピオンズリーグの名称では17回だ。2026年5月23日に更新されたUEFAの集計では、OLリヨンが8回、バルセロナとフランクフルトが4回、アーセナル、トゥルビネ・ポツダム、ウメオ、ヴォルフスブルクが2回、デュースブルクが1回優勝している。国別ではドイツが9回、フランスが8回、スペインが4回、イングランドとスウェーデンが2回ずつとなる。この表は3つの時代を物語る。アーセナルを例外として、ドイツとスウェーデンのクラブが制した2000年代。2015-16シーズンから2019-20シーズンにかけて5連覇を果たしたOLリヨンの時代。そして2020-21シーズンから2025-26シーズンまで6大会連続で決勝に進み、そのうち4度優勝したバルセロナの時代だ。
個人記録も同じ地図をなぞる。ともにOLリヨンのワンディ・ルナールとウジェニー・ル・ソメは、2026年の決勝までにそれぞれ8回優勝しており、これは選手としての最多記録だ。予選を含む通算得点ランキングでは、2026年5月23日のUEFAの更新でアーダ・ヘーゲルベルグが69ゴールを記録し、アーニャ・ミッターク(51)とル・ソメ(50)を上回っている。2017-18シーズンに15ゴールを挙げ、1シーズンの最多記録だった14を塗り替えたのもヘーゲルベルグだ。決勝の記録リストではコニー・ポーラーズが8ゴールで首位に立ち、2019年の決勝でバルセロナを相手にヘーゲルベルグが決めたハットトリックは、1試合の記録として最上位の部類に入る。監督では、パトリス・レール、ベルント・シュレーダー、ホナタン・ヒラルデスが、2026年までにそれぞれ4回の決勝を経験している。
女子チャンピオンズリーグのブラジル人選手:マルタ、フォルミガ、そして2026-27シーズンの7人
大会の記録の中には、ブラジルの香りがするものが2つある。マルタは、2026年5月23日のUEFAの更新で、女子チャンピオンズリーグの歴代得点ランキング6位に46ゴール(ウメオ、ティレソー、ローゼンゴードで記録)で名を連ね、決勝の記録リストによれば決勝で通算6ゴールを挙げていた。UEFAの記録では、彼女は決勝で得点した最年少選手でもあった。2003-04シーズンの決勝第1戦、ウメオ対フランクフルトの試合で、彼女は18歳79日だった。この決勝はウメオが2試合合計8-0で制している。物差しのもう一方の端に立つのはフォルミガだ。同じリストで、彼女は女子チャンピオンズリーグの決勝に出場した最年長選手であり、2017年のOLリヨン対PSGの決勝に39歳90日で出場していた。
2026年9月23日に確認したUEFAの2026-27シーズンのリーグフェーズ登録リストには、4クラブに7人のブラジル人選手が名を連ねている。バルセロナにはFWケロリンがいる。EFE通信によれば、2026年8月にマンチェスター・シティから加入し、契約は2030年までだ。OLリヨンにはDFタルシアニとFWジョヴァンナ・ワクスマン、PSGにはMFヴィトーリア・ヤヤとDFイザベラ・シャガス、ベンフィカにはFWニコル・レイスラとMFアナ・クララ・オリヴェイラがいる。このうち5人はポット1のクラブでプレーしている。ほかの南米出身選手、つまりチリ人GKクリスティアネ・エンドレル(OLリヨン)、コロンビア人のリンダ・カイセド(レアル・マドリード)、マイラ・ラミレス(チェルシー)、カルラ・トーレス(パリFC)、エクアドル人のマノリー・バケリソ(パリFC)を加えると、18クラブのうち7クラブに南米大陸の選手12人がいることになる。
ブラジル女子代表にとって、その重みには期限がある。2027年のFIFA女子ワールドカップはブラジルでの開催が決まり、日程は2027年6月24日から7月25日まで、32チームによる64試合が組まれた。南米で開かれる初の女子ワールドカップだ。「テラ」は2026年9月22日、女子チャンピオンズリーグを、好調な状態で本大会に臨みうるブラジル人選手たちのショーケースとして取り上げた。PSGのヤヤは、レアル・マドリードとの初戦を前にした心境を、「ランセ!」にこう語っている。「偉大な大会で、すべてのアスリートの目を輝かせる」。筆者の見立てでは、これは彼女たちがワールドカップ前に受ける最も厳しい試験だ。リーグフェーズは6試合の中で、求められる水準が異なる3つのレベルの相手と彼女たちを対戦させるからである。
女子チャンピオンズリーグは、ブラジルのファンがすでに目にした対戦への、欧州側の入り口でもある。2025年3月にFIFA評議会が創設したFIFA女子チャンピオンズカップは、前シーズンの6つの大陸王者が集う大会で、FIFA女子クラブワールドカップが開催されない年に行われる。第1回大会では、2024-25シーズンの女子チャンピオンズリーグ王者アーセナルが、2025年のコパ・リベルタドーレス・フェメニーナ王者コリンチャンスを延長戦の末に3-2で破った。2026年2月1日にアーセナルの本拠地で行われた決勝で、104分にケイトリン・フォードがゴールを決めている。次回大会は2027年1月27日から31日に組まれた。
2026-27シーズンの第1節、視聴者数、ブラジルでの放送
2026-27シーズンの第1節は、このフォーマットが約束するもののすべてを垣間見せた。9月22日、前回大会には出場せず、この大会で復帰したマンチェスター・シティがバイエルン・ミュンヘンとの試合を2-2の引き分けに持ち込み、AP通信によれば、欧州の大会でバイエルンにアウェーで負けなかった初のイングランドのチームとなった。本戦デビューのインテルは、ヘイリー・ブジェヤのゴールでヘッケンを1-0で下した。ブジェヤは男女を通じて、チャンピオンズリーグのグループステージかリーグフェーズでプレーした初のマルタ人選手だ。同じ試合では、ヘッケンのアイヴィ・ルイクが41歳188日で出場し、このステージでプレーした初の40歳超えの選手となった。アーセナルはアディショナルタイムのマリオナ・カルデンテイのPKでHBキューゲを下し、ベンフィカはユヴェントスに2-1で勝ち、レアル・マドリードとPSGは1-1で引き分けた。
9月23日には、OHルーヴェンがローマを0-0に抑えた。アディショナルタイムにはマルタ・パンディーニがPKを失敗している。OLリヨンは、マリー=アントワネット・カトトの3ゴールで、4シーズンの不在を経て大会に復帰したセルヴェットを8-0で下した。舞台も同時に大きくなった。ロイター通信が伝えたUEFAのデータによれば、2025-26シーズンは決勝前の時点で3970万人を超える視聴者が大会を見ており、最終的には少なくとも4450万人に達すると見込まれていた。試合は207の国と地域で放送され、決勝は30の無料放送パートナーが中継した。ブラジルでは2026-27シーズンの放映権をESPNとディズニープラス・プレミアムが獲得し、開幕節の9試合はディズニープラスで配信された。ESPNによれば、欧州ではディズニープラスがシーズン全75試合を配信するとされていた。
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- UEFA (regulamento 2026/27): Article 18 Equality of points, league phase (新しいタブで開きます)
- UEFA (regulamento 2026/27): Article 19 Draw system, knockout phase (新しいタブで開きます)
- UEFA (circular 50/2026): Distributions to clubs for the 2026/27 UEFA women’s club competition season (新しいタブで開きます)
- UEFA: Record revenue distribution for UEFA women's club competitions (新しいタブで開きます)
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- Wikipedia: 2026–27 UEFA Women's Champions League (新しいタブで開きます)
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- Reuters (via bdnews24): Women's Champions League hits new audience benchmark, says UEFA (新しいタブで開きます)
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- EFE (via Diario1): El Barça ficha a la delantera brasileña Kerolin Nicoli hasta 2030 (新しいタブで開きます)
- TELA VIVA: ESPN e Disney+ exibem UEFA Champions League Feminina (新しいタブで開きます)
よくある質問
- UEFA女子チャンピオンズリーグはどのような仕組みですか?
- 2026-27シーズンは、18クラブが単一の順位表によるリーグフェーズを戦う。各クラブは6クラブ(各ポットから2クラブ)と6試合を行い、ホームとアウェーで3試合ずつ戦う。1位から4位は準々決勝に進み、5位から12位はホーム・アンド・アウェーのプレーオフに回り、13位から18位は敗退する。準々決勝と準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、決勝は中立地での一発勝負だ。
- 女子チャンピオンズリーグには何クラブが出場しますか?
- リーグフェーズは18クラブだ。予選を含めると、2026-27シーズンは74クラブが参加した。65クラブが予選を戦い、勝ち抜いたのは9クラブだけだった。直接出場したのは9クラブで、その中には2025-26シーズン王者のバルセロナも含まれる。18クラブによるリーグフェーズは2025-26シーズンに始まり、かつてのグループステージの16クラブより2クラブ多い。
- 女子チャンピオンズリーグのリーグフェーズで勝ち点が並んだ場合、順位はどう決まりますか?
- 2026-27シーズンの大会規定第18条により、勝ち点で並んだクラブは次の順番の基準で順位が決まる。得失点差、総得点、アウェーゴール数、勝利数、アウェーでの勝利数、対戦した相手が獲得した勝ち点の合計、その相手の得失点差の合計、その相手の得点の合計、反則ポイントの少なさ、クラブ係数である。
- 女子チャンピオンズリーグの最多優勝クラブはどこですか?
- 最多優勝はOLリヨンで、2026年の決勝までに8回優勝している。4回ずつのバルセロナとフランクフルトがこれに続く。2025-26シーズンは、2026年5月23日にオスロで行われた決勝でOLリヨンを4-0で破ったバルセロナが制した。国別の集計ではドイツが9回、フランスが8回だった。
- 女子チャンピオンズリーグの優勝賞金はいくらですか?
- UEFA通達第50/2026号は、2026-27シーズンの優勝賞金を50万ユーロと見込んでいる。出場給、勝利給、順位ボーナス、ノックアウトフェーズの賞金を合わせると、大会全体での獲得額は最大199万5000ユーロになる見込みだ。2027-28シーズンから2029-30シーズンについては、UEFAが2024年12月に上限280万ユーロを見込んだ。
- 2027年の女子チャンピオンズリーグ決勝はいつですか?
- UEFAは2026-27シーズンの決勝の会場をポーランドのワルシャワ国立競技場とし、日程を2027年5月28日から30日の枠に設定した。2026年9月23日の時点で、正確な日付は決まっていなかった。その後の決勝は、2028年がデシーヌ(リヨン)のOLスタジアム、2029年がカーディフに割り当てられた。
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